File No.11
フロントブレーキのディスク化
(部品製作)
2003/04/22更新

フロントフォークのインナーチューブが錆びているのとフロントブレーキの効きが悪いのでディスク化を考える。
インナーチューブの径がφ27mmなので、YSR50のフロント周りを移植する。
フロントフォークとディスクローター、ブレーキキャリパー、ブレーキマスタシリンダ、メーターギアなど必要な部品が多いのでフロント周りを一式購入する方が安上がりです。

ディスク化に伴なう部品製作

準備する部品 ・YSR50用フロントウォーク
・YSR50用ディスクローター
・YSR50用ブレーキキャリパー
・YSR50用ブレーキマスタシリンダ
・YSR50用メーターギア
・YSR50用スペーサ
・YSR50用ベアリング(深溝玉軸受呼び6200)×2
・YSR50用ハブ部オイルシール
・***用ブレーキホース
・ハブ(自作)
・アクスルシャフト(自作)
・アクスルカラー(自作)
・フォークカラー(自作)
準備する工具等 ・汎用旋盤(ハブ、フォークカラー製作時に使用)
・ボール盤(ハブ製作時に使用)
所要時間 約2日(寸法測定+図面作成+部品製作+仮組み)
費用 約6,000円(YSR50のフロント周り+オーバーホール)
アルミの材料は破材で製作
作業ポイント
  • 前回ホイールにハブを取り付ける穴を追加工済み。
  • ハブはアルミ合金(材質A2017-T4)で製作する。
  • ハブが大きいので今回は分割して製作した。
上図は僕が自作した時の図です。参考にして下さい。
備考 YSR50のフロントフォークは、簡易型の構造で片側にオイル、片側にスプリングになっています。
YSRのフロント周りはジャンクを購入したのでオーバーホールするのに時間が掛かった、綺麗なのを買えば楽だったかも。
欲を言えばNSRやTZMのフロントフォークを移植するのがベストです。でもインナーチューブ径がφ30なのでステムを製作する必要があると思います。
結果
写真
1. スイングアームを切断 2. 延長用継手を自作
3. スイングアームを仮組み 4. 溶接後に痕を削り、塗装
5. トルクリンクを自作 6. スイングアーム、トルクリンク完成

次は組み付けです、問題無く取り付くか不安です・・・。